サッカーW杯カタール大会 アジア最終予選 日本代表対オーストラリア代表 テレビ観戦記(2021.10.12)

サッカーW杯カタール大会 アジア最終予選 日本代表対オーストラリア代表

キックオフ: 2021年10月12日(火) 19:10
試合会場: 埼玉スタジアム2002

サッカーW杯カタール大会 アジア最終予選、グループB第4節、3連勝と強さを見せているオーストラリア代表との、絶対に負けられない試合です。

というのもご存知の通り、ここまでの日本代表は1勝2敗の勝ち点3という、まさかのいきなり崖っぷちの状況で、当然、ちまたでは森保監督の進退問題にも発展しつつあります。

なにより気になるのはまだ得点が1という、攻撃陣の低調さで、それに対する目に見える采配を見せてくれていないところが、サポーターの不満の募るところかもしれませんね。

そういった面でも、まずは、気になるのは先発メンバーですね。

先発メンバー

GK 12 権田修一
DF 19 酒井宏樹/DF 22 吉田麻也/DF 16 冨安健洋/DF 5 長友佑都
MF 17 田中碧/MF 6 遠藤航/MF 13 守田英正
MF 14 伊東純也/FW 15 大迫勇也/MF 10 南野拓実

お〜!!これは4-3-3ですね。遠藤をアンカーに、インサイドハーフに守田とようやく田中碧を使ってくれました。なんだか期待したいですね。そして、出場停止開けの伊東も楽しみです。

ここ数試合、衰えの見える長友と大迫ですが、この厳しい状況で、ベテランの経験と意地を見せてもらいたいですね。

試合観戦記

まずは日本代表、攻守にアグレッシブですね。いい感じです。

伊東のディフェンスラインの裏へ抜け出すプレーや、CKからの遠藤のヘディングシュートなどもあって、なんだか期待を持てる序盤です。

すると前半8分、南野からのクロスが相手のわずかに当たると、ボールは遠い反対サイドの田中へ。田中は上手くボールを前を落として冷静にシュートを放つと、これがゴール左隅に決まってゴーーーール!!!日本、待望の先制点です!!

いや〜、最終予選初出場の田中が見事に決めてくれました!!代表初ゴールですね。

しかし、まだまだ試合は始まったばかりです。変わらず試合を進めてもらいたいですね。

その後に何回か続いたオーストラリアのセットプレーは驚異です。

試合はやや膠着状態で、一進一退の展開が続きますが、お互いに決定的なシーンは生まれません。でも、やや日本ペースで、オーストラリアが攻め手を欠いている感じでしょうか。
前半35分、遠藤のボール奪取からの大迫のシュートは決めてもらいたかったですね。

前半の終盤は押し気味の日本でしたが、前半41分、中盤からカウンター気味に攻められシュートを放たれるも、GK権田がわずかに触ってボールはポストに。なんとが防ぎました。危なかった〜

前半は1-0と日本リードで折り返します。

後半立ち上がりは、ややオーストラリアに押し込まれる展開ですが、落ち着いた対応ができてます。日本もサイドを使って攻撃の形を作り始めます。やはり右からで、伊東がいいですね。

大迫→FW 11 古橋亨梧(後半16分)
前半はいいプレーを見せていた大迫ですが、疲れの見えてきたので、いい交代かもしれません、

後半20分、日本の左サイドの裏のポッカリとスペースができたところにボールを出され、グラウンダーの折り返しに中央に飛び込んできた選手に守田がスライディングで防ぐもファール。これが、一度PKの判定がでたものの、VARでFKに。

よし、これを防げば、というところでしたが、正面から強烈なFKを決められゴール!!(後半24分)う〜ん、同点に追いつかれてしまいましたが、いやー、相手ながら見事なFKでした。

勝たないといけない日本は、攻めるしかないですね。ところで、なんであんなに裏にスペースができてたんだろう?長友がプレスをかけるためとはいえ、前に出過ぎた?

さて、全体にちょっと中盤の動きが鈍くなってきたでしょうか。南野、守田あたりは疲れてきたかな。

後半31分、日本の波状攻撃で連続でシュートを放つもGKの見事なセーブに得点ならず。う〜ん、いいキーパーだ!!
南野→MF 18浅野拓磨(後半33分)

オーストラリアもまだまだつないで攻めてきますし、高さもありますし、守備は集中ですね。そして得点がほしい!!

後半34分、遠藤からの縦パスに抜けた古橋はうまく抜け出せずにシュートはDFにあたるも、こぼれ球が浅野に。反応した浅野のシュートはまたもGKのセーブにあいます。

後半40分、2人交代です。
長友→DF 20 中山雄太、守田→MF 7 柴崎岳

後半41分、吉田からの裏へのロングボールに浅野が見事なトラップ、その後の浅野の思い切ったシュートは、GKが指先で弾きふわっと浮かんでポストに当たるも、詰めていた相手DFに当たってゴール!!

お〜!!相手オウンゴールとはいえ、浅野が上手くトラップしてシュートまでもっていったからですね。ここで追いつくチーム力がまだありましたね!!

試合はこのままま2-1で終了。日本の勝利です。やった〜!!

おわりに

日本代表、ヒヤヒヤしましたが、強敵オーストラリア代表相手に勝利をおさめ、勝ち点3を手にしました。

薄氷の勝利…、いや、最後まで諦めない、意地の勝利ですねかね。それに、ホームに入った観客も、かなり力になったのではないでしょうかね。

もちろん、まだまだ負けられない状況が続く最終予選ですが、ひとまず、最悪の状況は避けられ、いいきっかけになったかもしれない試合でしたね。

これまでと違ったシステムがハマった感じで、田中碧、守田ももちろんよかったですが、アンカーの遠藤が今日も効いてましたね。

もちろん、まだまだ課題は山積みですが、絶対に負けられない試合に負けませんでした。そして、次につながりました。

次は来月11月のベトナム、そしてオマーンとのアウェーでの試合です。

ここから負けられない試合がずっと続くことになりますが、今日の試合がターニングポイントになってもらいたいですね。

※参考:サッカー代表 – 日本vs.オーストラリア -テキスト速報 – スポーツナビ

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