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ジャクソン・ブラウン・ファースト〜大きな影響力を持つアメリカを代表するシンガー・ソングライターのデビュー・アルバム

ジャクソン・ブラウン・ファーストジャクソン・ブラウンを初めて聴いたのは、このブログで前回出てきた、8作目の「ライヴズ・イン・ザ・バランス」(1986年)と、随分と後になってからです。

イーグルスへの楽曲提供等で、それ以前から名前だけは耳にしていたのですが、改めて初期のアルバムを手にしました。

ジャクソン・ブラウン・ファースト」(Jackson Browne

1972年発表のイーグルスと同じくアサイラム・レコードからのデビュー・アルバムです。
輸入盤を手にしました。

シンガーソングライターとして、大きな影響力を持ち、本来は歌詞の素晴らしさが特に評価されているのですが、輸入盤ですし、英語もちょっとですし…。何とも残念です…。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
サウンドは、ウェストコースト・ロックの香りのする曲もありますが、基本的にはアコースティックな肌触りの音作りで、デビュー・アルバムということもあってか、瑞々しくて素朴な感じが強いですね。

シンプルなサウンドの分、かえって歌声が心に染みてきます(歌詞はよく分かりませんが…)。
ロングトーンの時の声がいいですよね。哀愁を帯びていて。

個人的に、どうしても目が行ってしまうのが、参加ミュージシャン。
ギターではアルバート・リー、クラレンス・ホワイト、そしてこのアルバムからのヒット曲である「ドクター・マイ・アイズ」では、ジェシ・デイヴィスが弾いてますね。
コーラスではデヴィッド・クロスビーの名前も見られます。

正直に言いますと、最初はシンガーソングライターという呼び方、それに誠実で固い感じが今ひとつ“聴かず嫌い”なところがあったのですが、聴いてみると、かなり心に響いてきて、やっぱりじっくり聴きたい音楽ですね、この人は。

となると、もちろんこの後のアルバムも聴きたくなる訳ですが、それはまたそのうちに。

◆iTunes StoreでJackson Browne – Jackson Browneをチェックする。

※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.12.8)


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