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明日なき暴走/ブルース・スプリングスティーン〜エネルギッシュな歌と演奏がつまった出世作にして名盤

明日なき暴走/ブルース・スプリングスティーン先月のことで、随分と時間が経ってしまいましたが、Eストリートバンドのクラレンス・クレモンズの訃報が流れました。
すぐにこのブログで、と思ったのですが、アルバムを聴くタイミングを逃してしまったもので…

ということで、遅ればせながら、改めてブルース・スプリングスティーンのアルバムを聴きました。

明日なき暴走」(Born To Run

1975年発表の3rdアルバム。
ブルース・スプリングスティーンの出世作にして名盤です。

いちシンガーソングライターから、ロックン・ローラーとしての評価を確かなものしにた、というアルバムですよね。
力強く、熱く、ストレートに吐き出されるその音楽、そのメッセージは多くの共感を呼び、きっと当時の若者の心をがっちりと掴んだんでしょうね。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
残念ながら私はアルバム発表当時はまだ子供で、リアルタイムでは聴いてませんし、歌詞も分からなかったでしょうね。

A面は「涙のサンダーロード」(Thunder Road )から4曲目の「裏通り」(Backstreets)。
B面は「明日なき暴走」(Born to Run)から最後の「ジャングルランド」(Jungleland)まで。
アルバム通して、どの曲も素晴らしく、一気に駆け抜けていきます。

エネルギッシュな歌と演奏は本当に潔く、迫力あります。
ただ、時にR&Bの香りもチラホラしたりして、なかなか深みがあって豊かな音楽性も感じますよね。

このアルバムは今聴いても、全く色褪せることのないロックの名作ですね。

明日なき暴走/ブルース・スプリングスティーン見開き最後にクラレンス・クレモンズについてですが、このアルバム・ジャケットにの2ショットの写真を見ればその関係が何だか伝わってきますよね。
本当にいいジャケット写真です。

それに、そのサックスはアルバムの中でも特に印象的で、効果的にブルース・スプリングスティーンのサウンドを支えていますね。
アルバム・タイトル曲なんかは、豪快、壮快にブローするサックスが疾走感を煽ってたまらなくカッコいいです。

『アメリカ時間の2011年6月18日、“ビッグ・マン”の愛称で親しまれ、Eストリート・バンドなどで活躍したサックス奏者、クラレンス・クレモンズが享年69歳で急逝』
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

◆iTunes StoreでBorn to Run – ブルース・スプリングスティーンをチェックする。

※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.12.13)


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