※画像はFIFA女子ワールドカップ カナダ2015 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会のスクリーンショットより。
サッカー女子ワールドカップ(W杯)カナダ2015が、いよいよ6月7日(日本時間)から始まりましたね。
4年前に日本が優勝した時には、本当に歓喜しましたが、この大会は連覇に挑む大会となるわけですよね。
普通に考えても連覇は相当厳しいとは思うものの、それを期待して応援せずにはいられません。
グループリーグC組の日本は、本日9日の初戦がグループで一番の難敵スイス、続いてカメルーン、エクアドルとの対戦が控えてます。
6月9日(火) 11:00 スイス(FIFAランキング19位)
6月13日(土) 11:00 カメルーン(53位)
6月17日(水) 6:00 エクアドル(48位)
(時間は日本時間。日本のFIFAランキングは4位)
どうやら、その後の決勝トーナメントの組み合わせ上、グループリーグを1位通過すると、優勝候補の強敵、ドイツ、アメリカ、フランスとは別ブロックに入る可能性が高いんですよね。
それを考えると、グループ1位通過は必須で、特に初戦のスイス戦が重要になります。
さて、そのスイスとの初戦は先ほど試合が終了して、なでしこジャパンが辛くも1—0で逃げ切り、重要な初戦をものにして貴重な勝ち点3を手にしました。
では、ちょっとだけ、その試合を振り返りたいと思います。
グループC 日本 vs スイス
先発メンバーは、
GK:山根
DF:有吉、岩清水、熊谷、宇津木
MF:大野、阪口、澤、宮間
FW:大儀見、安藤
6大会連続出場の澤選手は代表通算200試合、主将の宮間選手は代表150試合出場という区切りの試合だったようですが、2人とも凄いですね。
キーパーは187cmの長身・山根。川澄がベンチスタートでしたね。
右サイドバックは近賀ではなく、W杯初出場の有吉の先発でした。
当初、スイスが開始から厳しいプレスでくると予想されてましたが、どちらかというと初戦ということもあるのか、様子見の立ち上がりでしたね。
出だしはスイスを警戒してか、ロングボールを多用してましたが、時間とともに日本らしいパスワークも見られて、随所になでしこらしさが見られました。
両サイドバックの有吉、宇津木の動きが良かったですね。
全体的にもいいリズムで試合が進む中、前半29分、安藤の裏への飛び出しで得たPKを、宮間がきっちり決めて、日本待望の先制点です。
その際、安藤がキーパーと交錯して負傷交代となってしまったのが、ちょっと心配されます。
先制されたスイスは、ここから攻勢をかけてきましたが、初出場のGK山根ほか、ディフェンスは安定してました。それにしても、澤さんは攻守に走ってましたね。
前半はこのまま1—0で折り返したのですが、後半は前半とは何だか別のチームになってしまったような…
前半はとてもいいリズムだったのに、後半は一転して、パスが繋がらない、ミスが多い、プレスが効かず、ラインがずるずる下がり、スイスにゴール前まで押し込まれるシーンも増え、最後の最後までピンチがありました。
それでも、ギリギリのところで、何とか身体を張った守備でそのまま1点を守りきり、なでしこジャパン、勝ちました!
疲れなのか、後半早めに交代した澤さん不在の影響なのか、今後がちょっと心配になる戦いぶりでしたが、なんとか次の試合に向けて修正してもらいたいですね。
何はともあれ、この大事な初戦で勝ち点3を取ったというのが重要ですね。
まずは、おめでとうございます。
そして、次の試合も楽しみに期待してます!
参考:
連覇目指すなでしこが白星発進!!宮間PK弾守り抜く (ゲキサカ) – Yahoo!ニュース
試合情報 – LEGENDSSTADIUM with FIFA女子ワールドカップ2015 公式動画
なでしこ | サッカーキング
2015 FIFA女子ワールドカップ – Wikipedia