2014FIFAワールドカップブラジル大会【グループA】クロアチア vs メキシコテレビ観戦記（2014.6.24）

勝った方が無条件で決勝トーナメント進出が決まるという試合です。

メキシコが勝ち点4、クロアチアが勝ち点3。
もう一方の勝ち点4のブラジルの試合にもよりますが、ブラジルは恐らく勝つでしょうから、クロアチアはまずは勝利が必要ですね、

「クロアチア vs メキシコ」

キックオフ：2014年6月24日（火）5時00分（日本時間）
試合会場：アレナペルナンブーコ

クロアチアは前の試合から復帰したエース、マンジュキッチ（バイエルン・ミュンヘン）も好調で、モドリッチをはじめチームとして中盤もしっかりしているいいチームです。

メキシコは前のブラジル戦で好セーブ連発でしたGKオチョアが一躍有名になりましたね。
攻撃もパスワーク中心の組織力は抜群ですし、ここまで相変わらずの試合巧者ぶりを見せてます。

決勝トーナメント進出がかかってますから、かなり慎重で緊迫したゲーム展開になりますよね。

序盤はメキシコがボールを保持しつつ攻撃を仕掛け、クロアチアがカウンターからゴールを伺うといった展開でした。

前半16分にはメキシコのエレーラのミドルがクロスバーをたたく惜しいシーンもありましたが、まずはお互い、集中した守備を見せた前半したね。

結局、スコアレスで前半は終了。
お互いのやや様子見のようなせめぎ合いは、なかなか好ゲームですね。

ただ、後半に入ると、クロアチアの運動量が落ちてくるんですよね。

こうなると運動量も多くテクニックのある試合巧者のメキシコは、上手く試合を支配し始め、ゴールに迫るシーンが増えてきます。
いや、メキシコが前半からボールを動かしていたから、クロアチアの選手たちの足にきたのか…

するとメキシコは後半27分、CKからマルケスが頭で合わせてついに先制！

こうなると、引き分けではダメなクロアチアは2点必要になり、苦しくなりましたね〜

攻撃したいクロアチアなんですが、続けて攻めたのはメキシコで、後半30分に右からグラウンダーのクロス合わせたのはグアルダード。
メキシコ追加点を奪い2—0とリードを広げます。

う〜ん、クロアチアは集中力がきれたでしょうか。
さらに後半37分にメキシコは、CKから味方がそらしたボールにエルナンデスが頭で合わせて更に追加点！これで3—0となり試合はほぼ決まりました。

最後に後半42分にクロアチアが、ペリシッチのゴールで意地の1点を返しましたが、万事休す。

試合はこのまま3—1でメキシコが勝利して、決勝トーナメント進出を決めました。
ちなみにメキシコは、6大会連続のグループステージ突破ということで、凄いですね。

いいサッカーをしていたクロアチアは、残念ながらグループステージで敗退となりました。