開幕戦として行われた、ブラジルとクロアチアと同じグループAの残り2チームの試合ですが、組み合わせを考えるとグループリーグ突破には、ともに負けられない試合ですね。
「メキシコ vs カメルーン」
キックオフ:2014年6月14日(土)1時00分(日本時間)
試合会場:エスタジオ ダス ドゥナス
メキシコは6大会連続15回目の出場ですが、北中米カリブ海予選では大苦戦して、あわや予選敗退の危機をギリギリ切り抜け、大陸間プレーオフでニュージーランドを下しての、本大会出場なんですよね。
個人的には、ドス・サントスやマンチェスター・Uのハビエル・エルナンデス(この試合は後半途中出場)の名前くらいしか分からないのですが、メキシコといえば、2年前のロンドン・オリンピックで優勝してるんですよね。
対して、カメルーンは2大会連続7回目の出場で、こちらは、う〜ん、エトーくらいしか分かりませんが(汗)、やっぱりエトー中心なのかな?もう33歳とのことですよ。
あちこちで書かれているのが、調子に波のあるメキシコと、守備に不安のあるカメルーンという構図なんですが、試合が始まると、やはりメキシコはしっかりとパスを回してくるのですが、カメルーンが結構しっかりと守っているという印象でした。
開始から雨がすごい中での試合だったので、細かくパスをつなぐメキシコにとっては、雨の影響があったかもしれないですね。
前半には、ドス・サントスのヘディング・シュートがオフサイドの判定だったものの、よく見るとオフサイドではない、といったシーンもありましたが、結局0—0で終了。
後半が始まっても、パスをつないで攻めるメキシコでしたが、後半16分についに試合が動きました。
メキシコが見事なパス回しから、ドス・サントスのシュートをキーパーが弾いたところをオリベ・ペラルタが詰めて先制!
試合の主導権は、やはりメキシコが持ち続けていたんですよね。
後半30分あたりからは、リードされているカメルーンのほうの足が止まりだしたんですが、これはやっぱりメキシコがボールを保持して、パス回ししていたせいなんでしょうかね。
試合はこのまま1—0で、メキシコが勝利を収めました。
終わってみれば、やっぱりメキシコは手堅かったですね。
カメルーンは攻め手がなかったかな。
残り試合はそれぞれクロアチアとブラジルとの対戦なので、カメルーンはいきなり苦しくなってしまいましたね。