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ZZ Top’s First Album〜最高のスリーピース・ロック・バンド、ZZトップのファースト・アルバムはブルース色の強いサウンド

ZZ Top's First Albumテキサス州で1969年に結成されたということで、サザン・ロック系のバンドとして紹介されることもありますが、とりあえずそういうことは置いといて、とにかくハードなブギーを聴かせる、最高のスリーピース・ロック・バンドということですね。

ZZトップです。手にしたアルバムはこちら。

ZZ Top’s First Album

1970年発表のファースト・アルバムですね。
輸入盤の中古を手にしましたが、ジャケットもボロボロでした(笑)

結成時から、メンバーチェンジは一度もないということで、それも珍しいかもしれませんね。改めて、メンバーを記しておきます。

ビリー・ギボンズ(Billy Gibbons)…ギター/ボーカル
ダスティ・ヒル(Dusty Hill)…ベース/ボーカル
フランク・ベアード(Frank Beard)… ドラム

ZZトップといえば、私の年代ですと、1980年代になってからの、シンセを導入したりしてメディアへの露出が増えた頃の印象が強いです。
実際、そのころよくMTVなんかで目にしたんですよね。

その印象をもって、このファースト・アルバムを手にしたのですが、聴いてみると、相当ブルースよりの音作りなんですね。
というか、ブルース・ロックといっていいでしょうかね。実に好みです。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
初期はこういう、ブルース色の強いサウンドだったんですね。
渋くハードに弾くギターは、既にかなりカッコいいです。
ちなみに、録音自体はサイド・ギターを重ねてます。

A面2曲目の「Brown Sugar」なんかはギターが抜群ですね。
A面最後の「Old Man」は、南部っぽい乾いた感じで、この曲は他と趣が違います。
B面4曲目の「Just Got Back From Baby’s」は、ドップリ・マイナー・ブルースで、「おっ!?」っと個人的には興味深かったです。

本当は、その後のサウンドの移り変わりを比べられたらいいのですが、所有しているアルバムは初期の頃だけなんですよね。
それがちょっと残念なのですが、その初期のアルバムをあと数枚所有しているので、そのうちつぶやきたいと思ってます。

そう言えば、特徴でもある、ヒゲが見事なフロントの2人なんですが、この初期の頃はまだそのヒゲはないそうで、1977年から2年間の活動停止をした後から、その後のお馴染みのルックスになったそうですね。なるほど。

ZZトップは基本的にライブ・バンドなんだ、ということは良く聞きますよね。
残念ながら、ライブは映像でしか見たことがないのですが、それでもやはり見るとかなりカッコいいですよね。

※参考:ZZトップ – Wikipedia

◆iTunes StoreでZZ Top’s First Album – ZZトップをチェックする。

※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2016.1.21)


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