ワールドカップロシア大会5日目。優勝候補の一角にもあげられるベルギーの登場です。対するはワールドカップ初出場のパナマです。
「ベルギー 対 パナマ」
キックオフ:2018年6月18日(月)24時00分(日本時間)
試合会場:フィシュトスタジアム
FIFAランキング3位のベルギーは、アザール、ルカク、デブライネ、GKクルトワと、とにかくタレントが豊富ですよね。
対する初出場のパナマはFIFAランキング55位で、正直どんなチームなのかよく分からない、といった不気味さはありますが、堅守速攻のスタイルのようです。
試合としては、ベルギーの攻撃をパナマがどこまでしのげるか、といったところが焦点になるでしょうかね。
試合観戦記
やはり、試合開始からパナマが引いて守り、ベルギーが攻め続けるといった構図です。
パナマがGK中心になんとか守ってますが、ベルギーの怒涛の攻撃は迫力があります。パナマの守備の時間が長くなりそうです。
これはパナマは厳しいですが、まずはこの序盤の劣勢を耐えたいですね。
少しづつ、ベルギーの攻撃に慣れてきたのか、パナマにも落ち着きが出てきて、マイボールにできる時間が増えてきましたね。
それでも、基本的にゲームは圧倒的なベルギーペースで進みます。
パナマはやはり典型的な堅守速攻という形で、前半30分過ぎには、カウンターでペナルティエリア内まで進入、さらにはCKのチャンスがありましたが、決定的なシーンまでは持ち込めず。
それでも、パナマはカウンター後の戻りも早く、守備の意識は徹底されてますね(パナマの様子中心に書いてますが、それ以外はベルギーがガンガン攻撃してます。きりがないので書いてませんが…)。
ベルギーが圧倒的に支配していたものの、パナマが持ちこたえて、前半は0—0のスコアレスで折り返します。
ベルギーとしては、なんとももどかしい前半でしたが、パナマにとっては上出来ではないでしょうか。パナマはGKが当たってきたので、どこまで耐えられるか、ひょっとして最後まで行くのか、これはこれで後半が楽しみです。
後半始まってすぐの2分 、パナマゴール前でのこぼれ球に、ベルギーのメルテンスが、ペナルティエリア内右やや遠目から右足をダイレクトで振り抜くと、これがドライブがかかってGKの頭上を越えてゴール!!
ベルギー後半開始早々、ついに先制ですね。ようやくパナマゴールをこじ開けましたね。
パナマはその後、続くベルギーの攻撃のかいくぐり、後半9分にはDF背後への長いパスを受けたパナマ選手がシュートを放つもGKに防がれます。
攻撃を試みたいパナマですが、その後はベルギー主導の時間が続きます。
すると後半24分、ペナルティエリア内左からのデブライネのクロスにルカクがドンピシャで頭で合わせてゴール!!
ベルギーが追加点で2—0とします。
さらに後半30分、一気にスピードアップしてドリブルで持ち上がったアザールからのパスを受けたルカクが、GKとの1対1から冷静にやや浮かせたシュートを放ち、これがゴール!!
またしてもルカクが決めて、ベルギーが3—0とリードを広げます。
セーフティーリードとなったベルギーは余裕の試合運びで、何度かあったパナマの攻撃もしっかり対応します(最後のパナマの自陣からの超ロングシュートは、GKに弾かれるものの盛り上がりましたね)。
結局、試合はこのままベルギーが3—0で勝利しました。
おわりに
前半はなんとか耐えていたパナマでしたが、さすがにベルギーの分厚い攻撃に後半は立て続けに失点をしてしまいました。
今後の試合では、前半で見せたような集中した守備で、勝機を見出したいところです。
一方、ベルギーは優勝候補の実力を見せた、万全の試合でしたね。