前作に続いて、ポップ路線で大ヒットした、フリートウッド・マックのアルバムです。
このアルバムも、前回の「ファンタスティック・マック」も、最初は近所の従兄のお兄さんからLPを借りて、カセットテープでよく聴いてたんですよね。
その頃は、ギター中心のロック・アルバムばかりを聴いていたのですが、こんなポップで素敵な音楽があるのかと、初めて聴いた当時は衝撃で、随分と聴き込んだものです。
まあ、洋楽を聴きだした頃、フリートウッド・マック、特にこのアルバムからの曲は、あちこちからとにかくよく耳にしました。
「噂」(Rumours)
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。「ファンタスティック・マック」に続いて1977年に発表された、とにかく売れに売れた大ヒットアルバムですね。
ポップなサウンドに更に磨きがかかって、本当に抜群のセンスです。
当時はメンバーの男女関係が面倒な事になっていたようですが、その中でこのクオリティの高い曲の数々ですからね。
加えてタイトルが“噂”ですから(笑)
それにしても、「ドリームス」(スティーヴィー・ニックス)、「オウン・ウエイ」(リンジー・バッキンガム)、「ユー・メイク・ラヴィング・ファン」(クリスティン・マクヴィー)等々、フロント3人が作り出す曲と、そのヴォーカルはとにかく魅力的で、キャッチーな曲が目白押しですよね。そして美しいコーラス。
こりゃ、売れるわ~!
個人的には、その中でも、スティーヴィー・ニックスの個性的な歌声には魅了され、その後のソロ・アルバムなんかもよく聴きました。
この頃はまだ、以前のブルース・ロック・バンドの頃は知らなかったので、以前の活動も気になったものです。
フリートウッド・マックのサウンドを支える、ジョン・マクヴィーとミック・フリートウッドの名前はジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズを追いかけていた時に目にしたのですが、この時のフリートウッド・マックのポップなサウンドとブルースというのが、今ひとつ結びつかなかったものでした。
後になってから、ピーター・グリーンの頃のアルバムも聴いたのですが、とても同じバンドとは思えないですね(笑)
ただ、ブルース系が元々好きなので、もちろん気に入りましたけど。
そちらも数枚手にしたので、そのうちに。
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※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.11.12)