2018ワールドカップロシア大会【グループA第1節】エジプト対ウルグアイ テレビ観戦記(2018.6.15)

いよいよ始まったワールドカップロシア大会、2日目最初の試合は、エジプト(FIFAランキング45位)とウルグアイ(FIFAランキング14位)の対戦です。

エジプト 対 ウルグアイ

キックオフ:2018年6月15日(金)21時00分(日本時間)
試合会場:エカテリンブルクアリーナ

注目はもちろん、リイバプールでプレミア得点王のエジプトのサラーと、バルセロナのウルグアイ、スアレスですよね。
ただ、サラーはチャンピオンズリーグ決勝で負傷したので、その回復具合が気になるところです。

ウルグアイは言わずと知れた古豪ですが、対するエジプトは28年振りの出場で、過去2回の出場もまだ未勝利なんですね。今大会でワールドカップ初勝利を目指します。

試合観戦記

肩を負傷しているサラーはベンチスタートですね。残念です。
それにしても、ウルグアイのスアレスとカバーニのツートップは強烈ですよね。

試合は序盤から、お互いしっかりしたプレスで、あまり自由にさせてもらえません。

徐々にウルグアイペースになっていき、時折、ウルグアイがカバーニとスアレス中心にシュートまで持っていくものの、印象としては、エジプトがいい守備をしている感じです。

エジプトも攻撃時は連動したボール回しを見せるのですが、ウルグアイの守備もいいですね。

前半はお互いに攻守に切り替えも早く、互角とも言える内容で、0—0のスコアレスで折り返します。

ウルグアイがボールを保持して押し気味ながら、エジプトがうまく対応してましたね。

後半始まってすぐ、スアレスが抜け出してのシュートは、GKのエルシェナウィに防がれます。

ウルグアイが攻勢をかけるも、エジプトの守備が粘り強いく、なかなか攻めきれません。

エジプトもカウンターから時折、ウルグアイ陳内にボールを運ぶものの、なかなか決定機までは作れませんね。ただ、時間と共にエジプトの攻め込むシーンが増えてきました。

後半38分には、カバーニがスアレスとのパス交換から鋭いボレーシュートを放つも、これをまたしてもGKエルシェナウィが片手で弾くスーパーセーブで防ぎます。いや〜、決まりません。それにしても、エジプトのGKエルシェナウィが当たってますね。

後半43分のカバーニのFKはポストに嫌われ、このまま引き分け終了かと思われてきた後半44分、ウルグアイは右サイドのFKからのクロスに、中央でDFヒメネスが頭で合わせ、ついに、ついに、エジプトゴールをこじ開け先制しました。

ヒメネスは、エジプトの数選手と競りながらでしたから、高く、そして強かったですね。

アディショナルタイムは5分ありますが、エジプトはちょっと力尽きた感じか。それでも最後、エジプトが連続してクロスを上げ続けるもウルグアイDFに跳ね返されタイムアップ。

試合はウルグアイが1—0と苦しみながらも勝利を収めました。

おわりに

ウルグアイは、なかなか思い通りにいかない厳しい試合も勝ち切るところはさすがなのかな。

エジプトのワールドカップ初勝利は次回以降にお預けになりました。

気になるのは、エジプトのサラーです。この状況でも出れないとなると、怪我の回復がまだまだということかな。ちょっと深読みし過ぎかもしれませんが、格上のウルグアイ戦でサラーには無理をさせず、よりサラーを万全な状態にして、力的に勝利の確率がより高い、ロシアとサウジアラビア戦にかけているかもしれませんね。

※参考:エジプト vs. ウルグアイ(グループA) テキスト速報 – ロシアワールドカップ特集 – スポーツナビ

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