いぶし銀のミュージシャンJ.J.ケイル(J.J.Cale)の訃報 

Roll on ナチュラリー(紙ジャケット仕様)

「2013年7月26日、J.J.ケイル(J.J.Cale)が亡くなりました。享年74歳。」

何気にネットを読み流していたら、訃報が流れていて驚きました。

普段から、J.J.ケイルの情報はほとんど目にすることがないので、にわかには信じがたかったのですが、どうやら本当のようです。

何より、J.J.ケイルの公式サイト「JJ Cale」にそのことが掲載されていました。

(公式サイトのトップページより)
news_of_death_of_jjcale

また、さらにネット上で情報を探していたら、「エリック・クラプトンとのコラボで有名なJ・J・ケイルが心不全で他界 (2013/07/28) | 洋楽 ニュース | RO69(アールオーロック) – ロッキング・オンの音楽情報サイト」にも詳しく掲載されていましたし、既に「J・J・ケイル – Wikipedia」にも、

2013年7月26日、カリフォルニア州ラホヤの病院で心臓発作で死去

と掲載されています。

私がよく聴いていたのはアナログ・レコードの時代で、最近の活動は残念ながらよく知らなかったのですが、今回の訃報を聞いて本当にショックです。

J.J.ケイルといえば、クラプトンを始め、レーナード・スキナードやサンタナなんかもカバーしていて、ミュージシャンからの評価が高いことで知られていますが、正直、一般リスナーからすると、あまりにストイックな?いや、マイペースな??いやいや、はっきりいって地味な活動からは、なかなか魅力が伝わってこないのが事実です。

私はやはり、クラプトンがカバーした「アフター・ミッドナイト」やレーナード・スキナードの「コール・ミー・ザ・ブリーズ」なんかで、J.J.ケイルを知りました。

それから原曲が気になって、オリジナルを聞き始めたのですが、南部の香りがする、シンプルで土臭くて泥臭く、ラフにも聴こえるそのギターやバンドの演奏、そしてつぶやくようなヴォーカル、控えめだけどツボにはまった渋いギター。

どれもが耳から離れず、いつの間にか、J.J.ケイルの独特の味わい深い世界に惹き込まれていました。

聴く人によっては、そのルーズさやラフさ、淡々としたサウンドは退屈と感じるかもしれないJ.J.ケイルですが、これがハマると抜け出せないんですよね。

何といっても、デビューアルバム『Naturally』が名盤ではないでしょうかね。
先ほどの「アフター・ミッドナイト」や「コール・ミー・ザ・ブリーズ」が収録されており、個人的に好きな「マグノリア」とかいい曲ですよ。

と、ブログに書いていて今なお信じられませんが、古いアナログ・レコードを引っ張り出してきて、J.J.ケイルを偲びたいと思います。

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J.J.ケイル氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

  

◆iTunes StoreでJ.J. Caleをチェックする。

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