高中正義〜脱線・フュージョン話1〜聴き出したきっかけとベスト・セレクション「All Of Me」

ここらでちょっと、これまでの流れから脱線させてもらいます。
実は中学~高校生の頃、これまで出てきたような、ブルースやロックと並行して主に日本人のフュージョンもよく聴いていたんです。

当時は一応ギター小僧だったので、とにかくギターを中心としたものを何でも追いかけていたのですが、フュージョンというジャンルが流行ってたんですよね。で、色々手を出したんですが、まずはきっかけになったのがこの人です。

高中正義

そもそもそのきっかけというのは、パイオニアのスピーカーのCMで耳にした曲「RAEDY TO FLY」と「BLUE LAGOON」。
何だか気持ちいいギターだなぁ、と耳に残りました。

で、それが日本人の「高中正義」というギタリストだと知り飛びついた訳です。
フュージョンの先駆けかもしれませんね、この人のギターによるインストは。

早速購入したのは、1979年発表の2枚組のベスト盤。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
高中正義ベスト・セレクション
All Of Me

それ以前には、
「SEYCHELLES」(1976年)
「TAKANAKA」(1977年)
「An Insatiable High」(1977年)
「BRASILIAN SKIES」(1978年)

といった、ソロ・アルバムが既にリリースされていて、それらからのベストですが、メロディーを奏でるギターがなんとも心地よくて、気に入ってしまったんですよね。きっかけとなった「RAEDY TO FLY」もアルバム最後に入っていました。

ちなみに、この後に定番になるヤマハSGを使っての歪んだハードな音より、この頃のクリアなサウンドの方が個人的には好きですね。

このアルバムを購入した時点では、確か既にもう1曲のCM曲「BLUE LAGOON」が収録されているアルバム「JOLLY JIVE」(1979年)も発表されていたのですが、肝心のそっちのアルバムは持ってないんですよね。
それ以前のアルバムも含めて、いつものようにカセットテープで一生懸命聴いていたという訳です。

それにしても、どの曲聴いても、夏で、トロピカルで、爽やかですよね。
今聴いても、何だかさわやかでスカッとしますね。
当時は、これと並行してブルースなんかも一生懸命追いかけて聴いていたとは、ちょっと極端ですかね。

ちなみに、高中正義がサディスティック・ミカ・バンドにいたというのは、後になってから知りました。
おじさんはこういうのも聴いていたんですよねぇ。懐かしいです。


 
 


 
 

◆iTunes StoreでAll of Me – 高中正義をチェックする。

※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.7.23)

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