手にしたアルバムは、こちら。
「ディキシー・ロック(Dixie Rock)」
1975年にキャプリコーンから出された、ウェット・ウィリー5枚目のアルバムです。
中古の国内盤を手に入れました。
と淡々と書いてますが、ウェット・ウィリーで所有のアルバムはこれ1枚のみなんです。
実際は、なかなかあれもこれもは手が出ません…
ということで、他のアルバムは聴いたことがないので、バンドの歴史的なことや、音楽的な変遷については、正直詳しくは知らないんですよね。
なので、以降はライナー・ノーツを参考にさせてもらってます。
メンバーは、私もよく知らなかったので、ここで改めて名前を記しておきます。
ジミー・ホール(ヴォーカル、ハープ、サックス)
ジャック・ホール(ベース、バックグラウンド・ヴォーカル)
リッキー・ハーシュ(ギター、バックグラウンド・ヴォーカル)
ジョン・アンソニー(キーボード、リズム・ギター)
ルイス・ロス(ドラムス、パーカッション)
以上の5名プラス、前作から正式メンバーとなっている、女性バックグラウンド・ヴォーカルが、
エラ・アヴェリー、ドナ・ホールからなる“ウィリエッツ”ですね。
プロデュースはトム・ダウドですよ。
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。アルバム通して聴くと、結構、ファンキーと言うか、ソウルフルと言うかで、ソリッドでノリの良いサウンドを聴かせてくれてます。
ただその中でも、ギターはブルース・フィーリング溢れてますし、ハープやサックスが入ってきますし、そこに女性コーラスが絡んできたりするので、何とも音楽性の幅が広い感じがして、それがこのバンドならではのサウンドになってるんでしょうね。
収録曲では、A面3曲目のアルバム・タイトル曲の「Dixie Rock」は、アルバムの中では比較的泥臭い香りがする、サザン・ロックらしい曲ですかね。
A面5曲目の「Mama Didn’t Raise No Fools」は、ミディアム・テンポのファンキー・ブルースで、スライドとハープがなかなか聴かせます。
B面1曲目の「It’s Gonna Stop Rainin’ Soon」は何とも土臭くて、シンプルだけど味のあるロック・ナンバーで、結構好きですね。
その他にも、カントリー・ブルースやゴスペル色を漂わす曲と、やはり幅広い音楽性を見せています。
ブギー・ナンバーもいい味出してます。
こうなると、ちゃんと他のアルバムも聴いてみたいものですね。
それにしても、この時期の南部には、凄いバンドが色々といたもんですよね。
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※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2016.1.20)
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