「イーグルス・ファースト」(Eagles)
1972年発表。国内盤の中古を手にしました。
このブログでは、先にベスト・アルバムの「グレイテスト・ヒッツ 1971-1975」が登場してますが、実際最初に聴いたのもそのベスト・アルバムでした。
でも、やはりオリジナルのしかもデビューアルバムとなると、どうしても聴きたくなって、このアルバムを追っかけ手にしたわけです。
そもそも、リンダ・ロンシュタットのバックバンドに参加した4人、グレン・フライ、ドン・ヘンリー、ランディ・マイズナー、そしてフライング・ブリトー・ブラザーズにもいたバーニー・レドン(バーニー・リードンとも表記されるようです)によって1971年に結成された、というのは有名な話ですよね。
レーベルはリンダ・ロンシュタットが所属していた、ロサンゼルスを拠点としていたアサイラム・レコードからです。
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。既に、このデビュー・アルバムから、素晴らしい楽曲が並び、4人全員がリードボーカルをとり、抜群のコーラスワークを聴かせてくれています。ホントに素晴らしい。
カントリー・フレーバー溢れる、爽やかで、時にリラックスした乾いたサウンドは、ウエスト・コースト・ロックのイメージそのものとも言えます。
収録曲ではやはり、グレン・フライがジャクソン・ブラウンと共作した、アルバム1曲目の「テイク・イット・イージー(Take It Easy)」が代表曲となるのでしょうね。
他にも、A面2曲目の「魔女のささやき(Witchy Woman)」やB面4曲目の「ピースフル・イージー・フィーリング(Peaceful Easy Feeling)」といった人気の曲も、既にこのデビュー・アルバムに収められてるんですよね。
ただ、バーニー・レドンのバンジョーがフューチャーされた、B面3曲目「早起き鳥(Earlybird)」なんかが、初期のイーグルスのサウンドとして特徴的と言えるのかもしれません。
この後、ご存知のように、徐々にハードな音も加わってロック色を強くしていくわけですが、初期の頃のカントリー・ロック色の強いサウンドもかなり魅力的です。
というか、イーグルスの初期の音は、個人的にはかなり好きですね。
【2016.2.4追記】
イーグルスの創設メンバーの一人、グレン・フライが2016年1月18日に死去しました。享年67歳でした。合掌。
・なんとイーグルスのグレン・フライが死去のニュース。享年67歳 | ローカルブロガーのメモ帳
◆iTunes StoreでEagles – イーグルスをチェックする。
※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2016.2.4)
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