出場32チーム、最後の登場の2チームですね。
堅守からの速攻の両チームは、結構がっぷり四つの試合のなるかもしれません。
「ロシア vs 韓国」
キックオフ:2014年6月18日(水)7時00分(日本時間)
試合会場:アレナ パンタナウ
ロシアを指揮するのは、名将カペッロ監督。
そして、韓国は日本でもお馴染みのホン・ミョンボ監督ですね。
試合が始まると、どちらかというと、様子を伺うようなやや慎重な両チームの立ち上がりでしたが、韓国のほうがしっかりした守備から攻撃へと向かうリズムはあったでしょうか。
ただ、ロシアも守備への意識が高く、両チームともボールを奪ってからの攻撃のスピードがなかなか上がらず、決定的なシーンというのはほとんどなく、前半は0—0で終了。
後半に入っても同じような慎重な展開でしたが、開始早々のロシアのCKからの惜しいヘディング・シュートや、韓国の惜しいミドルなどもあり、少しずつ得点の匂いがしてきました。
すると後半23分、韓国の途中交代で入ったイ・グノが、ペナルティエリアの外から思い切って放ったシュートをロシアのGKが弾き損ない、これがゴール!
ついに韓国が先制しました!
これまでの試合展開だと、韓国がしっかり守りを固めるかと思った矢先の後半29分、今度はこれまた交代で入ったばかりのロシアのケルジャコフが、ペナルティエリア内の混戦からゴールを決めて、ロシアが追いつきました!
こうなると、もともと慎重な試合への入りをした両チームですから、手堅く試合を運んで、このまま1—1で試合終了。
それぞれ勝ち点1を獲得しましたね。
大会前の強化試合では結果がでず、不安を囁かれていた韓国代表ですが、それほど調子の悪い感じはせず、堅守速攻の現実路線でしっかり仕上げてきた感じです。
ちなみにアジア勢は今のところ、日本の敗退を含めて2敗2分けという結果です。
アジア勢がグループリーグで全て敗退となると、ちょっと寂しい話ですし、また大陸ごとの出場枠数にも関わってくるので、初戦で勝ち点1を獲得した韓国にも残り2試合、頑張ってもらいたいですね。