サッカーW杯ロシア大会 アジア最終予選 日本代表対サウジアラビア代表 テレビ観戦記(2016.9.6)

サッカーW杯ロシア大会アジア最終予選。前の試合でW杯出場を決めた日本代表の最終予選最後の試合の対戦相手は、アウェーでのサウジアラビア代表です。

サッカーW杯ロシア大会 アジア最終予選 日本代表対サウジアラビア代表

キックオフ:2017年9月6日(水) 午前2時30分(日本時間)
試合会場:キングアブドゥラー スポーツシティスタジアム(サウジアラビア)

試合開始前の個人的な注目ポイント

(試合開始前に執筆してます)

前のオーストラリアとのホームでの試合で勝利して、W杯出場を決めた日本代表。厳しいアウェーでのサウジアラビアとの最終戦前に決められたのは、本当に良かったですよね。

サウジアラビアと同勝ち点だったオーストラリアは、すでにタイとの最終戦を終えていて、2—1と勝利して、勝ち点3を加えてます。
ただ、圧倒的に攻め立てたものの、得点は2点どまりと得失点差を稼ぐことができず、サウジアラビアとしてはとにかく日本に勝てば2位でW杯出場が決まるという状況がはっきりとしたので、それはもう必死でくるでしょうね。

対戦する日本代表ですが、長谷部と香川はすでにチームを離脱していて、できれば、出場機会の少ない選手を試してもらいたいですね。

攻撃陣では、久しぶりに代表復帰した柴崎、武藤、小林に初代表の杉本。守備陣も吉田不在の時などの今後を考えて、三浦や植田を使ってもらいたいですね。GKは若い中村を見たいです。

ただ、報道されているように、予選突破を決めたオーストラリア戦で出番のなかった本田や時間の短かった岡崎あたりは出てくるでしょうね。

すでにW杯出場を決めた日本代表は、早くもW杯に向けて様々なテストができるわけですが、ハリルホジッチ監督はきっと勝つための布陣で臨んでくるでしょうから、いきなり経験の少ない選手をずらりと並べることはきっとしないでしょうね。

いずれにしても、このまたとない真剣勝負の試合を有効に使ってもらいたいですね。

(以上は試合開始前に執筆しました)

先発メンバー

GK 1 川島永嗣
DF 19 酒井宏樹/DF 22 吉田麻也/DF 3 昌子源/DF 5 長友佑都
MF 7 柴崎岳/MF 16 山口蛍/MF 2 井手口陽介
FW 4 本田圭佑/FW 9 岡崎慎司/FW 8 原口元気

やっぱりハリルホジッチ監督は、思い切った選手起用はしてませんね。
前線は、前の試合とガラリと変わりましたが、本田、岡崎、原口の3人は、ここまで日本代表を引っ張ってきた選手ですからね。

柴崎が入っているのが楽しみですね。長谷部の抜けた中盤のアンカーには山口が入るのでしょうね。
三浦と大迫がベンチ外になったようです。

試合観戦記《前半》

日本は序盤から、前の試合同様いい動きで、素早いプレスが効いてますね。
ただ、この暑さでは、走り続けるのは厳しいので、ペース配分も必要なか。

徐々にサウジアラビアもボールを保持するようになってきましたが、それにしても、分かってはいましたが、すんごいアウェーですね。

もし、この環境の中でW杯出場がかかっていたとなると、ぞっとします。本当に前のホームでの試合で決められて良かったですよ。

さて、試合の方は、大きな動きもなく時間が過ぎていきますが、どちらかというとサウジアラビアがボールを保持する時間が長いですね。

日本のマイボールになっても自陣でボールを回すシーンが多くて、これが出しどころがないのか、無理をしないのかは分からないのですが、サウジアラビアも激しくは詰めてこない序盤です。

やっぱり暑さなのか湿度なのか、両チームの選手とも、動きやプレーの精度が鈍っているように見えますね。いや、無理をしてないということなのかな。
前半28分には給水タイムが入りました。

その後もお互いに決め手を欠く展開が続きます。

前半44分に、中盤で本田のミスからカウンターを受けて、強烈なシュートを打たれる危ないシーンがありましたが、暑さとそれによる疲労は大変そうですが、ミスのないように集中してもらいたいですね。

前半はこのままスコアレスの0—0で終了です。

いや〜、思ったほどサウジアラビアも激しくきませんでしたね。それもやっぱり暑さのせいなのかな。

気候はきつそうですが、なんとか耐えて、後半はゴールを決めてもらいたいですね。

試合観戦記《後半》

後半開始からのメンバー交代は、本田→FW 18 浅野拓磨
本田は動きを含めて今ひとつでしたね。

後半開始から、両チームともやや積極的に仕掛けだしました。試合が動きそうです。

前半9分には、サイドを突破されてGKと一対一のピンチになったのですが、これは川島が見事に防いでくれました。危なかった…

徐々に攻守の切り替えが早くなってきました。

すると後半18分、サウジアラビアに中盤を繋がれて、最後は右サイドから豪快に決められてサウジアラビアが先制です。これはうまく繋がれましたね。
いや〜、それにしても、ものすごい歓声です。

ここで日本は選手交代。岡崎→FW 15 杉本健勇(後半22分)
杉本が出てきました。

しかし、先制点を奪って、俄然サウジアラビアの選手たちの動きが良くなってきました。ボールもよく回ってます。
負けている日本の選手たちの方が足が重たそうで、ここは意地を見せてもらいたいですね。
後半29分、給水タイムです。

柴崎→FW 11 久保裕也(後半35分)
選手交代も効果なく、日本は攻撃の形ができないですね。

その後もサウジアラビアにゲームを支配されて、日本は全くいいところなし。

結局、試合はこのまま0—1で終了。

日本の最終予選最後の試合は完敗でした。残念…

おわりに

いや〜、最後に負けるのは、悔しいですね。
とはいえ、サウジアラビア代表、W杯出場おめでとうございます。

アジア最終予選の最終戦でしたが、前の試合でW杯出場を決めた日本代表にとっては、W杯ロシア大会に向けての最初の試合だったものの、結果はいいところのない敗戦で、全然ダメでしたね。

残念ながら、この試合にW杯出場がかかっていたサウジアラビアの方が気持ちが入っていたのは、見ていて明らかでした。

前の試合から不在だったのは、長谷部と大迫、そして出なかったのが乾ですが、う〜ん、何が悪かったのか…

個人的に注目していた柴崎は、今ひとつ噛み合ってなかったかな。それに、本田や岡崎もボールが収まらず全然物足りなかったですね。

まあ、オーストラリア戦のような、前線からの激しいプレスをかけ続けるのは、この気象条件では無理だったでしょうが、このメンバーで違う戦い方ができるほどは、チーム力がまだないということでしょうか…

いや〜、さっきも言いましたが、ほんとに前の試合でW杯出場が決まって良かったですね。

何はともあれ、これでアジア最終予選は終わりました。
これからは、全てがW杯ロシア大会に向けての準備になります。

なんとも後味が悪い最終戦となりましたが、こんな試合がもうないように、W杯本番に向けて準備を進めてもらいたいですね。

※参考:サッカー日本代表 – サウジアラビアvs.日本 -テキスト速報 – スポーツナビ